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【旅先で見る夢】

人間は死ぬ前に自分の人生を走馬燈のように思い出すというが、旅先でも同様の経験があった。それは私の夢の中での出来事だ。

旅の最初は小学校の頃の夢を見た。小学校3,4年生の頃の授業風景が思い起こされる。このころは学校がとても楽しかった時期だ。自信と希望にあふれていたといっても良い。

1ヶ月経つとそれは中学校3年生の頃の夢に変わった。この年は私にとってある意味トラウマになっている1年である。親友を、ある日突然失うという、悲しい事件があったころだ。毎朝とても悲しい気持ちで目が覚める。目が覚めて、夢でよかった・・・と思う。これはトルコのイスタンブールに行く頃まで続いた。今思えば、旅の緊張がピークで、心が一番不安定な時期だったのかもしれない。

ヨーロッパではもっぱら大学時代の航空部合宿の夢である。これは、厳しくも楽しい時期だ。ちょうど旅慣れてきた時期と重なる。

いずれも普段はあまり見ない夢である。みたいと望まなくてもなぜか毎日見てしまう。そして不思議なことに、旅の経過とともに夢の中の私も実際の年齢に近づき、成長しているのである。

しかし、旅の終盤、日本への帰国日程が確実になると、ぱたりとこのような夢は見なくなった。不思議なことだ。

日本にいつ帰るのかわからないという不安感が、そういう夢をみさせていたのかもしれない。

暢も旅の中で夢を見るといっていた。そして私も彼も異国にいるのにかかわらず、夢の中で出てくるのは日本の出来事ばかりだ。しかし、彼の意識の中には現在、旅の途中であるという現実意識がいつもあるが、私には全くない。その時代にタイムスリップしてしまったかのように、夢の中に入り込んでしまうのだ。

ただ、家族の夢は見ない。学校生活。それだけだ。働いている夢、旅をしているという夢も見ない。

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