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1028日(水){86日} シーラーズ着 晴れ

 

【シーラーズの一日】

 予定通り朝5時にシーラーズのバスターミナルに到着。まだ暗い。

 

 道中ではお茶を振る舞うための、ビニル袋に入ったプラスチックカップ(つまり使い捨て)と、夜食のウェハースが振る舞われ、我々はもちろん、青年も驚いていた。しかもバスは3列シートでゆったりとしている。ただ、ユウコは窓際ですきま風が寒かったらしい。気がつかなかった。ゴメン。それにしても、イランのバスの座席は、はじめは乗り心地が良いのだが、長時間座っていると尾てい骨がいつも痛くなる。僕のサイズと座席のサイズが合わないのだろうか。そういえばイラン人は全般的に背が低い。

 

 真っ暗なので、ターミナルの待合いで夜明けを待ってタクシーで街へ出る。さきの青年とはなんとなく別れた。シーラーズの目抜き通りカリム・ハーン・ザンドから少し入ったアンヴァリホテルが我々の目当てであったが、2人部屋が30,000リアルと、ガイドにあるより少し値が高い。まあいいやと思って泊めてもらおうとするが、あいにく部屋は一杯だという。しかし、「午前中のうちに空く部屋があるから、それまで別の部屋で寝ていて良いですよ」と言うので、3人部屋に案内された。すぐそばに共同の台所があり、湯を沸かすことが出来る。お茶を入れて一服する。

 

 9時に約束通り部屋を移り、2人して猛然と洗濯をする。アリ・アミリ・ゲストハウスでは「当地は乾燥地帯で水が不足しているため」シャワールームでの洗濯は厳禁とされていたからだ。しかもシャワーは「111回、10分以内で」とのお願い掲示まであった。日本語の説明書きである。シャワー後にタオルを絞っていたら、通りがかった小僧に洗濯をしていたのと見間違えられて、ひと悶着起こしたものだ。

 

うまいドネルケパブサンドとスパゲティを食べ、バラ園へと楽しみに行くが、休み! 博物館も休み! そしてバザールは閑散・・・ 今日は休日なのだろうか? シャーチェラグ廟を見物する。マシュハドのイマームレザー廟は重厚かつ荘厳だが、シャーチェラグ廟は壮麗かつ優雅といった雰囲気で、廟に入っても、マシュハドのようなギラギラした熱気は感じられず、むしろ穏やかで落ち着いている。そのためか、かえって神聖な感じがする。ユウコはマシュハドの一件が思い出され、中庭のみを見物し、建物の中には入らなかった。

 

 朝は寒いが、日中は暑い。宿に戻る。

 

 もらいもの人生は止まらない。今日もバス券を2枚恵んでくれる人があった。その人はさらに2枚渡そうとしたが、さすがにこれは拒否した。ケーキ屋では女学生と遭遇し、彼女らが「おいしいよ」と勧めるケーキを買ったら「お代は私が」となり、それは強く断ると、「せめて少しだけでも払わせて」となり、合計2500のところが2000で済んでしまった。嬉しいやら申し訳ないやらだ。

 

 夜8時、ホテル・パークのレストランで夕食を取る。ここでは魚が食べられるというのでやって来たのだ。魚フライと魚ケパブと1つずつ食べる。白身魚だが、うまかった。しかしさすがにホテルのレストランとあって、少々高くついた。