1023日(金)マシュハド 晴れ

 久しぶりにゆっくりとした朝を過ごす。

このホテルは午後2時まで部屋にいても良いので、ヤズドへの出発ぎりぎりまで、くつろぐことにした。バスは夕方5時の出発だが「午後3時には来るように」と言われている。

 

 今後の旅程をあれこれと考える。

23日(今日) 夜行でマシュハド発→

24日(土)→ヤズド ヤズド観光 ヤズド泊

25日(日)ヤズド→ケルマン ケルマン観光 ケルマン泊

26日(月)ケルマン→バム アルゲバム見物 バム泊

27日(火)バム→ケルマン    ケルマン→

28日(水)→シーラーズ シーラーズ市内観光 シーラーズ泊

29日(木) ペルセポリス見物 シーラーズ泊 シーラーズ→

30日(金)→イスファハン イスファハン泊

31日(土) イスファハン イスファハン泊

12/1日(日) イスファハン イスファハン→

2日(月)→ハマダン 市内観光 ハマダン泊

3日(火) 洞窟見物 ハマダン泊

4日(水)ハマダン→ビストゥーン→ケルマンシャー ケルマンシャー泊

5日(木) ターゲボスタン見物 ケルマンシャー→

6日(金)→テヘラン経由でラシュト ラシュト観光 ラシュト泊

7日(土) マースーレ日帰り観光 ラシュト泊

8日(日) ラシュト→アスタラ アスタラ泊

9日(月) アスタラ→アルデビル→タブリーズ タブリーズ泊

10日(火) タブリーズ→マクー マクー泊

11日(水)マクー→バザルガン→|→トルコ、ドゥバヤジット

 

昼過ぎ、チェックアウト後、通りの向かいにあるホテルマシュハドのレストランで昼食をとった。

やや高級感の漂うホテルで、たしかに値段も少々高い。

我々は2人とも「軽食で充分」ということで、スープとコーラを1つずつ、そして、チキン料理を1皿だけ頼み、ライスもサラダもことわって、2人でチキンを分け合って食べていた。すると隣のテーブルのオバサンが、おもむろに自分のナンを我々に差し出した。

恵んでくれたのだ!

我々は、貧乏に見えたのか?

そして、じつは2人ともお腹が減っていたらしい、もらったナンをパクパク食べる。こうして分け合って食べても16,500リアルと、高値であった。さすがにホテルのレストランである。2人でまともに食事をしていたら40,000は超えていただろう。

 

 ちょっと早いが午後2時半に到着。ターミナルはたいした盛況振りである。我らが乗るべきNo.4のオフィスもお客が絶えず、忙しそうだ。マシュハドのバスターミナルは大きく、空港のロビーのようである。大きな待合いがいくつもあり、その傍らに「お祈りルーム」があるのが御国柄をよく表している。あるブースの入り口には、他とは異なり衛兵が番をしていた。入り口ではパスポートコントロールもやっている。トルクメニスタン行きのバスの待合いなのだろうか。我々には知る由もないが。

 

 バスは予定時刻よりも早く午後4時半に出発した。我々の席は昇降口に近い、一番前の座席である。夜11時に夕食休憩となり、我々はサンドイッチを食べた。