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312日(金)ウドンサイ(Oudon Xai) 晴れ

 

【ラオスの古都ルアンパバンを目指す】

 昨日のバスの終点は中国人向け宿の前というか、要するに通りの真ん中だったので、我々はバスターミナルはもちろん、次の目的地であるルアンパバンに行くバスの時刻すら知らない。まあ、朝行けばなんとかなるだろうと思っている。

 630分起床、もう明るい。

 ウドンサイの朝市は必見(旅行人)というので朝食がてら見物に行くが、公設市場にはまだ人が少なく、我々もチラッと見て終わり。

 昨日の食堂で朝食を取る。(詳細はユウコ日記参照)。 イタリア人と思われる中年のツアー8人組がいる。

 食事にはグリーンサラダが付いた。生野菜なので、少々キョーフを覚えるが、色がとても良い。新鮮なのだ。そして、おいしかった!

 

 宿へ戻り、荷物をまとめてチェックアウト。人波に任せて通りを下っていたらバスターミナルがあった。

 大型バス、中巴に混じってトラックバスも多い。

 そしてルアンパバン行きはというと、期待通り(?)青いトラックバスであった。おおー、これこれ、これに乗らねば。

 昨日、バスでおしゃべりしていた5人組の中国人オジサンに再会し、おたがいにびっくり。20代後半から30代前半と思われる白人旅行者もある(男5 女1)。

 我々がバスターミナルについて程なくそのバスを見つけ、運転手に声をかけると、

 「ルアンパバン行きのバスはこれだ、すぐ出るぞ」

 と言うので慌てて乗り込むと、すでに席はない。

 

【青いトラックバス】

 トラックバスで座席とは如何に、というと、荷台の縁に沿って長椅子の如く席が置かれ、さらに運転手と背中合わせになる席があるので、座席は「コ」の字になっている。

 両側面には窓など無いが、落下防止の手すりがある。天井には雨よけ&日よけの屋根がある。

 で、「若い娘」ということで気を遣っていただけたのか、ユウコにはなんとか座席にスペースを作ってもらえたのだが、僕の分はない。荷台の真ん中にあぐらをかくことになった。

 バスは8時に出発した。

 ガイドブック「旅行人」によれば、ウドンサイからルアンパバンへのこのルートは「激悪路」であり、雨期はまずバスは走れないという。今は乾期だから良いが、それでも悪路は気になる。だから、少し遠回りして、ルアンナムター経由でルアンパバンへ行こうかと考えたこともあった。しかし時間は効率的に使いたい。けっきょくこのバスに乗ることに決めたのだが、たしかに前半3時間は山道で九十九折り、道が荒れているところもある。しかしほぼ全面舗装されているし、後半、斜度が緩やかになって視界が開けてからは、なだらかな下りということも手伝って、トラックバスは流れるようにスイーッと快適、スムーズであった。

 そしてバスは午後2時にルアンパバンに到着した。

 

【ルアンパバンに到着】

 バスが着くなり6人乗りトゥクトゥクが何台も寄ってきて囲まれる。

 たいした値段交渉もせず客引きに任せて我々も乗り込み、宿の候補としていたViradesa Guest House へ行く。

 ここにはドミトリがあること、情報収集に便利な宿とされていること、2人部屋でもさほど高くないことから候補としたのだが、英語で愛想良く喋るフロントのお兄ちゃんによれば、

 「2人部屋はFull」とのこと。交渉していると、ここのドミに泊まっているらしい日本人が通りがかり、こちらから話しかける前に、

 「この宿はええよ、快適だし安くて」

 と言い、頼んでないのに、

 「ドミのベッドが空いてるやないか」

 とフロントに言う。

 話の流れで我々もドミを見せてもらったが、大部屋で、まあ悪いことはないけども、やはり落ち着かない。

 「2人部屋は6ドルだけど、3人部屋なら5ドルにしてあげるよ」と言う。

 シャワー・トイレも付いているので、ここにした。

 荷物を置き、食事を兼ねて散歩に出かける。

 我々は西双版納からボーテン、ウドンサイ、ルアンパバンと南下を続け、さらに標高も下がり、さすがに暑いのだが、湿度のせいか土地柄か、昼間でも太陽は高いところで黄昏ており、風が心地よい。

 旅行人の地図にも出ている食堂young khounは、チャーハンもカレーもうまかった!!

 タラート・ダオを冷やかし、青空市場のごとく野外広場に腰掛けるおばあちゃん達の民芸品を見て、手作りだという刺繍入り枕カバー(あるいは座布団カバー)を、つい買ってしまった。ユウコは刺繍入り札入れも買った。

 ルアンパバンは外人旅行者だらけだ。日本人学生らしい旅行者など若者だけでなく、中年夫婦と思われる白人2人連れも多い。それだけ、旅行がしやすいということだろう。実際、良いところだ。フランスの植民地だった影響もあるのかな。日本では途上国観光は何かと「危険」ばかりが取り上げられがちだが、良くない風潮だと思う。

 Riverside Sunset Restaurantなる食堂がメコン川を見下ろす河畔にあり、夕日を見ようと行ってみたが、もう沈んでいた! 夕方5時にはまだ高かったのに・・・

 今は6時半。日没が早い。ビール、スープ(うまい!)、チキン(いまいち)。この店のお客さんは外人ばかりだ。

 

【バスでのこぼれ話】

 トラックバスで沿道の村を過ぎると、子ども達が歓声を上げ、手を振り、中には後を追いかけてくるものもある。その笑顔は何とも言えず可愛らしい。大人達もニコニコしている。すばらしい。素晴らしい国だ。バスを降りて彼らの写真を撮れないのが惜しい。ラオス、ベスト1かもしれない。(しかし、それでもいまだ山賊と病気が怖い・・・)。

 そのバスの中で、ちょうど僕の目の前で、1人の老婆が赤ちゃんを抱いていた。赤ちゃんはカワイイが、ミルクをよく飲む。

 「トイレ、大丈夫かな・・・」と懸念するが、中国と違って、ケツが割れていない。それを見てホッとしたその直後、やっぱりパンツの上からやっていた。バアサン、さすがに神妙な表情で、赤ちゃんと自分を巻いていたタオルで始末する。臭いが広がり、ものがものだけに見栄えも悪く、揺れているので被害が及んでは大変と、さすがに周囲の人もいやがっている。彼女に限らず、ラオスの人もとくに中年以降の方々は、それなりにあつかましいものだ。