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ラオス・タイ(No.107)東京のようなバンコク〜バンコク1

【夜行に乗って】

夜行列車に乗って、周りを見渡す。

この車両の8割は外国人のようだ。

タイも外国人多いのね、と思う。

様々な人種がいる。

日本人らしき人もいっぱいいる。

 

Amazing Thailand.

これは、タイの観光標語らしい。

 

まだ、入国して数時間だが、この国も(ラオスに劣らず)ノンキで良さそうな国という印象である。

今日も子供が列車に乗っており、子供は興奮状態にあるのでさわぐが、タイの親はちゃんと子供を叱る。

車販の乗務員は、客を上から見下ろすことなく、ひざまづいて(!)ビール等わたす。

乗務員はベッドメイクまでしてくれる。すばらしい、タイ人!

 

先述のように、この車両の8割は外国人。

そして、皆同じ所(カオサン)に向かうらしい。

わたしたちも向かうところは同じだ。

砂糖の山に向かうアリのように滑稽なような。

しかし、観光地とはそのようなものであるような。

 

このクソ暑い中、狭い寝台に2人くっついて寝てる人数名あり・・・。

もちろん外国人(白人さん)である。

公衆の面前、という恥ずかしさもあるが、

それ以前に、そんなにくっつくのは、私は暑さで耐えられない。

しかも皆、通路側のカーテンを閉めきって寝ている。

温度を感じる中枢が麻痺しているとしか思えない。

ユウコ、耐えられず、12時半ごろカーテンをあけてしまう。

防犯のため、一晩中蛍光灯がついていてまぶしいが・・・。

 

318日(木)

6時頃トイレへ。

マサトが起きていた。

起きているのは私たちくらい。皆寝ている。

私はもう小一時間ひとねむり。

バンコク(フワランポーン)駅へは920分頃到着。

 

【タイ街歩き】

@にて地図入手。53番のバスでカオサンへ。

けっこう時間かかる。

幸い1軒目のホテル「カオサンパレス」に空きあり。

エアコン、テレビ付き、快適である!さっそくシャワー、洗濯。

昨日は夜行の蒸し風呂のような車内で、たくさん汗をかいて、体中ベタベタだ。

しかしシャワーでさっぱり。

お昼ご飯をホテル近くの外人向け料理屋で済ませる。美味しかった。

(マサト:チキンカレー+ライス、ユウコ:かに玉チャーハン 飲み物:ビール)

いよいよ次の目的地は日本だ。

航空券を求め、あの店この店へ。

私たちの帰国希望日は3月22日だ。しかし、日本はこの間、3連休のため、322日は満席ばかり。

いろいろ考えたあげく、20日のAir Indiaに乗ることにした。

決めたとき、ちょっとマサトはぼーっとしていたらしい。疲れていたのだろうか。

20日に帰国とは、少しあわただしいが、バンコクにはまた来るような気がするので良しとする。

むしろ、この街にはあまり長居すべきでないような気もする。

あまりにも都会的なこの街で、

ラオスの旅の印象が消されてしまうような気が、マサトはするのだろう。

 

昼食をとった店とは別の外人向け店でお茶。

バナナシェーキとパイナップルシェーキ。美味い!

氷、生のむいた果物、生野菜、外人たちはけっこうムボービに食っている。

しかし、そんなの大丈夫だよと思わせるくらい、この街は清潔だ。

そして同時に都会のすえた匂いもする。

この街に到着してからずっと思っていたが、バンコクは東京に似ている。

制服の女子高生、キャラクターグッズ、デパート、ファストフード、渋滞・・・。

一足早く東京に帰ってきたみたいだ。

都会が新鮮なような、なんだかつまんないような。

バンコクだけをとってみれば、ここはもはや「発展途上国」ではない。

24時間のバス、セブンイレブン、歓楽街。

ほんとにTOKYOとおなじじゃないか!!

マサトは書店でロンプラジャパンを手に入れ、ごきげん。

サイアムスクエアへ。大きなデパートがある。

そして夕方、バッポンをひやかす。カブキ町のような妖しさ。

どの店に入っても、ぼられそうな雰囲気だ。

そしてここにあるレストランは、予想通りまずい。

マサト:ポークロースト&ライス&目玉焼き ユウコ:ステーキ&目玉焼き&フレンチフライ

を注文したが、マサトの料理は冷えていて、私の料理には目玉焼きがなかった。

この店で、外人(白人)がタイ人のオネーチャン連れておごったりしている。

ステロタイプの外人ナンパを見るようだ。うーーむ。

 

【土産でもめる】

<帰国後追記>

もうまもなく帰国するに当たって、

日本でお世話になった皆さんに、何も土産を買っていないことが気になっていた。

しかし、マサトに土産の話がなかなかできなかった。

なぜなら、チェコに新婚旅行に行った際、お世話になっている会社の同僚、上司、

学生時代からの友人、自分の従姉妹、それにもちろん両親や義妹、

いろいろな人に土産を買おうとしたら、マサトに烈火の如く怒られたからだ。

これは何も、自分が気前よく振る舞いたいからではない。

これらの人たちは、今までその人の新婚旅行や海外旅行で、私に土産を振る舞ってくれていた人たちだからだ。

自分だけもらっておいて、他の人に知らんぷり、というわけにはいかないと思うのだ。

しかし、怒ったマサトは手がつけられない。

私はそのとき、話し合いをあきらめた。

結局、たいして何も買わずに帰ってきた。

がっかりした人は多かった。つきあい方を変えてきた人もいた。

マサトにいえば、それはそれまでの人物なのだと言うだろう。

確かに、それはそうなのかもしれないが、

自分はされて当然、人にはしない、と、それでは少々傲慢な人と思われても仕方ない。

自分がされたら、人にもお返しするもの、が、常識だろう。

心のやりとりが本来ではあるが、もののやりとりもまた、

人のつながり、つきあいではないか、と思うのだが。

 

今回も旅の途中でいろいろ買い物はしたかった。

しかし、旅では節約が優先された。

荷物も多かった。送るにも送料がかかる。

旅の途中でたくさん買い物をしたら、

マサトはきっと怒るだろう。

気になりながらも、ずるずるとタイまで来てしまった。

マサトは帰国後、別の世界に移るけれど、私は前の職場に戻る。

その人たちにだけでも何か買っておきたい。

勇気を出して、私は言ってみた。

 

「おみやげに何か良い物ないかなあ・・・探してみたいんだけど」

 

「何で今更、そんなこと言うんだよ!!」

 

予想通り、マサトは烈火の如く怒った。

 

イランの更紗、ルーマニアのセーター、各地で飲んだ美味しいビール。

旅の途中で、自分たちの為には少し買った物もあった。

本当はそんな素敵な物を、自分の大事な人たちにも渡したかった。

 

「だいたいお前は言うことが軽率なんだ。」マサトが言った。

 

今まで、考えていたけれど、考えていたから、言えなかったんだよ・・・。

だから、軽い感じで言ってみたんだよ・・・。

私は思ったが、口で反論することができず、黙った。

あと少し、旅の思い出を喧嘩で終わらせたくないではないか。

自分が聞き流して、その場で終わらせてしまえば、それでいい・・・。

しかし、マサトはその日の小さな諍いを、日記に書いていた。

しかも、私が今まで何も考えてこなかったかのように。

 

マサトの日記を見た後の、

その日の日記に私は以下のように書いている。

 

「皆さんに土産を・・・と思うが、テキトーなものがない。土産って難しいね。

マサトさんの土産の話もそうだが、どんなに考えて出した言葉でも、

軽率に聞こえるというのは仕方のないもので、

それは自分の日頃の行いのせいなのだから、

相手に常に言葉の裏まで読みとるよう望んでも、そんなことはできないのだ。

だから言葉の真意を取ってくれないことに怒ってもしかたのないことで、

そのことに対して、自分がわかってもらえないと思うこと自体、わがままなのだろう。

でも、逆に相手の真意を字面からよみとることはこれまた難しいことで、

ことに自虐的な性格を持っている場合、なにげなく書いてあることでも、

自分を非難されたと思うことがあるのだ。

しかし、それを恐れていては何も書けなくなってしまう。

だから気をつけて、とも、いえないものだ。

また、私自身、気をつけずにものを言って良い唯一の(?)存在ではないか。

本質を捉えずに周りばっかりまわっているようじゃ、どこかの会社と同じだもんねえ。

しかし、人が怒るときというのはイタイところをつかれているからだということもある。

それを取り繕うとして怒ることも往々にしてある。」

 

後は、この鬱屈とした思いを吹き飛ばすかのように、

明日のプールについての期待が書かれている。

残りわずかな旅、楽しまないと!と思っていたのだろう。

 

「明日はプール、プール、プール

明日はプール、プールだプー♪」