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ポーランド4(No.78)琥珀の港町〜グダンスク

【首都ワルシャワを通過】

118日(晴れ)

早起きしてグダンスク行きの列車に乗る。オヤジ共が駅や車中でかたまっていると、皆悪者に見える。

クラクフ発グダンスク行きの特急「ライコニック」号は首都ワルシャワ(中央駅等)を経由。

ワルシャワ中央駅は地下で胡散臭い駅だ。この駅と街を通過して良かった。

グダンスクに到着。ワルシャワ付近は霜がおり、雪も残っていて寒そうだったが、グダンスクはそうでもない。これが本当に北緯55°なのか・・・?

駅前の@にてプライベートルームを紹介してもらう。今日もきれいな家だ!

グダンスクの雰囲気はちょっと小樽に似ていて、レンガ造りの家々が美しい。

聖マリア教会を見る。大きい!中央の礼拝堂もすごいが、12星座で時をあらわすという、面白い時計などがあった。上の方にも登ることができるようなのだが、入り口になぜか入らせてもらえなかった・・・。

この後、ブラショフのプライベートルームで出会ったJ君に再会。ワルシャワは「最悪だった」と言っていた。旅の途中で出会った人にまた違った地で出会えるのはとても楽しい。

グダンスクの次はリトアニアに行く予定だ。あさってリトアニアに向かう。リトアニアへはバスで行く予定だ。バスがあることと、時間を確認した。

グダンスクの運河には白鳥がやってきている。可愛いなあと運河で立ち止まっていると、えさをくれると思うのだろうか、白鳥たちが突進してくる。マサトがふざけてえさを投げるまねをする。

食事をして、プライベートルームにもどり、シャワーをあびていると、この部屋のホステスのおばちゃんに「シャワーが長すぎる!一人10分も入っていた!二人で20分も!!」と怒られる。寒い中、短時間でシャワーを終えるのも難しく、そんなことを怒られるとは思ってもいなかったが、年金暮らしであろうおばちゃんにとって、お湯を沸かすガス代、そして水道料金そのものもバカにならないのだろう。

 

【ポーランドでもっとも美しい城を見ようと思ったら またもやスリに遭う】

119日(晴れ)

湯冷めしたのか、少々風邪気味である。

朝、おばちゃんにおはようの挨拶をすると「顔を洗うために湯をわかそうか」

と聞かれる。嫌々聞いているのがありありなのと、水で洗えばいいことなので、断ると、

「お茶飲むか?」と優しい。よほど燃料費が高いのだろう。

朝食をすませ、マルボルクのお城へ。マルボルク行きの急行が来たので、乗り込もうとすると、私を押しのけて男たちがずかずかと先に入っていく。あれよあれよという間に、マサトがコンパートメント前の通路で男たちに囲まれている。再び集団スリだ!助けを呼ばなければならないのに、声が出ない。駅員も見あたらない。おろおろしているうちに、マサトはしゃがみ込み、と、同時に発車ベルが鳴った。男たちはわらわらと電車から降りようとした。私のほうに数人向かってくる!どうしよう!しかし目の前に来た男たちは「ちょっとどいてね」と、ばかり私にジェスチャーをすると、私の横をなにもせずにすり抜けていった。マサトはしゃがみ込むことで、スリの難を逃れる術を見つけたらしい。しかし、情けないもので、スリとわかっていたのに、私は何もできなかった。ポーランドの列車で、特急の一等の周りは警察がうろうろしているが、急行、鈍行では警官がいない。クラクフでも、私たちが襲われたのは鈍行だった。急行や鈍行に乗ろうとすると狙われるのか?うがった見方をすれば、泥棒稼業も一種の「職業」で、海外旅行者だけをターゲットとしており、ポーランド国民を襲うわけじゃないので、警察も黙認しているのではないかとさえ思える。

気をとりなおし、城を見学。城はレンガ造りの美しい建物だが、やや住居&工場風。この城見学は「ポーランドガイド付き」とのことだが、ガイドさんに会えない。仕方なく、二人で見学を始める。建物内の多くが修理中&閉まっている。しかし、チャペル、琥珀の博物館、中庭、2階の1部は見ることができた。琥珀で作ったものには仏壇風のものもある。巨大な琥珀の塊石を虫に見立てたものなどもある。琥珀で作った小さな教会はすばらしい。琥珀と象牙をあしらったものなどは、その色合いもとても良い。城見学の出口付近でまたまたJ君に会った。「今、入り口に戻れば、ガイドツアーに間に合うよ」と言われて戻ってみたが、ガイドには会えず。どうせガイドツアーでも私たちが見たところと見学経路は同じだろうと、外に出る。城の前を流れる川の向こう岸まで行き、城の全景を楽しんだ。

見学を終えてしまうと、この町ではもうやることもないので、お昼の列車でグダンスクに戻った。明日のリトアニアへの切符(バス)をGet。バスの出発の場所も確認する。

ロンプラお薦めのレストランRestauracja Kubicki へ。ロンプラには「リーズナブル」とあったが、結構高級。しかしメイン料理はすべて「コンプリートメニュー」になっており、ビールにはカナッペ(ラードとニンニクディップ)もついて満足。久々にジャズを聴き、マサトはうれしそう。

今日食べた物

マサト:ポークチョップ、キャベツの煮たの、サラダ、ボイルドポテト

ユウコ:ビーフ・ミックスベジタブル・インゲン・カリフラワー・ポテトのボイル(うまい!)、トマトとあさつき、ピクルス・赤カブの漬け物、ビール、ラードディップのパン

食事後、旧市庁舎を見る。評議室はすばらしい。他の部屋も美しい。特別展「騎士と馬」あり。グダンスクの終戦時の写真があり、この街の破壊されようが痛々しい。

マサトが少し遅れた年賀状を出すため、中央ポストに行く。ポストでは銀行のように順番待ちの整理券を取って呼ばれるのを待つ。このポストは24時間営業という、進んだポストだ。

部屋に戻り、昨日20分(ユウコ:10、マサト:10)もシャワーを浴びて怒られたので、今日は二人とも5分ずつにしたら、ご褒美におばちゃんは紅茶とチョコレートをくれた。ごきげんだ。

ところでドイツという国はあんなに大戦中ヨーロッパの国々にひどいことをしたくせに、どこの国でも「ドイツ語話せるか?」と、聞かれることが多い。旧共産圏の数カ国を回ったが、ロシア語と違って、ドイツ語を使うのは嫌われていない。マサトになんでだろうね、と聞くと、、「ドイツではなくナチスが悪い」というアピールがうまく浸透しているからなのでは、という答えが返ってきた。そうかもしれない。私はドイツについてあまり知らない。ドイツで、現在の憲法はどうなっているんだろう。今でもドイツに軍隊はあるのかな?戦争は放棄しているのかな?ドイツもイギリスやアメリカに軍事協力するのかな?

 

【ポーランド、さようなら】

120日(晴れ)

10時前に宿を出発。

おばちゃんは「5時からガタガタしているから起きちゃったわよ!」と怒る。しかし、我々は起きていなかったんだけど・・・なにを勘違いしたのだろうか。ここのおばちゃん、最後までおこってたなあ。ともあれ、駅に荷物を預けてヴェセルプラッテに向かう。第2次世界大戦が始まった場所(港)だ。しかし、私たちはバスを間違えて、逆方向に乗ってしまった!運転手さんから買えるかなと「券・・・」というが、「あと5分有効だ。1駅か2駅」と融通が利かない。(というか、言葉が通じなかった?)もう一度はじめの駅に戻り、4枚券を買ってやりなおし。

なんだか朝から怒られ、バスを間違え、気持ちが沈んでいるところに、マサトは通りでものをきいたらおばちゃんに無視されるし・・・。ポーランドはやだ。

ともあれヴェセルプラッテへ。バルト海はクサイ。シロアリ駆除の匂いがする。こんなオフシーズンでも人はちらほらいる。

空いている時間に駅でポンチキとシュークリームなどを食べたが、ここの駅のはうまい!同じ店がグダンスクの高い門の近くでカフェをやっているが、こっちはいまいち。

時間があるので文房具屋へ。浮世絵模様が格好いいノートを見つける。このノートがなくなったら、つぎはこのノートで日記を書こう。

インターネットカフェに行くが、満席。It で郵便局にあると聞き、行く。親切な電話局の人が案内してくれた。なんとタダ!そのかわり30分しか使えない。

マサト待望の会社社長Mさんからのメール有り。マサトは帰国後就職OKとのこと。しかも仕事も決まっている。その行き先は「中央アジア!!」羨ましい限りだ。感謝、感謝である。