×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

18日(金) ブダペストからコマロム、コマルノそしてブラチスラヴァ  ブラチスラヴァも小雨模様

 

【ドナウに架かる国境の橋を、ハンガリーからスロヴァキアまで歩いてわたる】

橋を渡る。眼下にはゆったりとドナウが流れる。

橋の中央、アーチ部に、道標よろしくスロバキアの国旗看板がある。これを行きすぎ、振り返ると、その看板の背中にはハンガリーの国旗がある。

まさに境目である。ザックを担いだ我々は、えっちらおっちらと橋を歩く。

この橋に、「国境」の緊張感はない。車は普通の道路のように走り、また、我々のように徒歩の人もあり、はたまた自転車で橋を渡る人もある。

 

「これは、国境じゃないね」と僕が言うと、

「荒川の鉄橋みたいだね。『これより埼玉県』」とユウコが答えた。僕は笑った。

コマルノの大きなアンドリュー教会が右手にそびえている。

 

【コマルノの街は歩いて終わり】

 橋を渡りきったところに検問がある。呑気きわまりない。地元の人々はホイとパスポート(あるいはIDカード)を見せるだけだし、職員はそれをろくに見ていない。我々も、待つことなくスタンプをいただく。

 

 街道をそのまま北へ歩き続け、11時半にコマルノ駅に着いた。

ここから首都ブラチスラヴァまで大した距離ではないが、時刻表を見ると14時半まで列車がない。いっぽう、駅の脇にはバスターミナルがあって、こちらを覗くと、12時ちょうどのバスがあるという。迷うことなくバスのチケットを買う。

ブラチスラヴァには14時過ぎに着いた。

 

【ブラチスラヴァの思い出といえば】

 僕がこの町に来るのは2度目だが、地理はほとんど覚えていない。「食卓を丘の上にひっくり返したような」と評されるブラチスラヴァ城の形状ぐらいしか記憶にない。ただ、さほど大きな町でもないので気分は楽だ。

バスターミナルでは、ミュンヘン、ロンドン、ベニスなど、各国各所への国際バスの広告が目立つ。Euro Tourなる会社が大きい。ヨーロッパは小さく、そして近い。

 

 バスターミナルから市バスに乗って旧市街へ行き、20分ほど歩いて案内所を訪れる。街の中心には安いホテル(例えばIPRR600SK ホテルPlus900SK)もあるのだが、みな一杯だという。そこでプライベートルームの紹介を受けることにした(1000SK3000円の目安)。

言われるまま案内所で待っていると、ホストが現れた。背の高い、ビジネスマン風の紳士である。彼に連れられ10分ばかり歩いて部屋へ行く。街の中心、アメリカ大使館に近いところである。裏通りを歩くので夜道に少々不安が残るが、部屋は建物の3階だし、アパートを一室まるまる借りられるのが良い。やたらに広い部屋と、小さなキッチンが印象的である。

 

 散歩がてら食事に出る。ガイドブックにも出ているKrastorna Viriarenに入る。すこし贅沢だったが、落ち着いた雰囲気で、良い店であった。

 この町の、というかこの国の通貨レートは、ガイドに出ている12年前のものと大差がない。12割増といったところであろうか。スロバキアは東欧でもっとも安定成長しているというし、着々と伸びているのだろう。チェコと分離独立した直後は「農業以外にこれといった産業のない、チェコのおかげで暮らして行けた後進国」などと言われていたものだが、かえってそれが良い結果に転じているのかもしれない。

首都ブラチスラヴァにおいても、どことなく田舎臭さが感じられ、のんびりした雰囲気があり、それでいて、国情は着実に改善され、強い国になりつつある空気が存在する。それは例えばスーパーTESCOに入っただけでも感じ取ることができる。

 

ところでこのTESCOには買い物カートの在庫が十分でないのか、あるいはわざとなのか、とにかく来客数を十分カバーできるだけのカートがない。そして、お客さんはカートがないと入り口を通ることができない。警備員がチェックしているのだ。結果、我々来客は、買い物カートが配給されるのを待つ羽目になる。順番待ちの行列ができるほどだ。スーパーの入場制限は初めての経験だが、「しかしこれは、店内の客数を制限するという意味で、防犯上は非常に有効なのではないか」と思う。さらに、「カートのない人、入場禁止」というのも、万引き防止に効果を発揮しているのではないだろうか。日本でも参考にすれば良いのに、と思う。

 

【ハンガリーを出てからハンガリーを思い出す。】

ハンガリーといえばマジャール人の国。マジャール人はアジア系だというが、蒙古斑はあるのだろうか。いや、あるからこそ、日本のガイドブックには「どこか親近感を覚えるアジア系民族」などと書いてあるような気がする。いっぽうで、「モンゴル人とは違うんだから、無いのかも」とも思う。

「そうすると、他の民族はどうなのかね」とユウコが言う。

「エスキモーにはあると聞いたことがあるよ」「エスキモーって、アジア系なの?」

「さあ」「中南米のインディオはどうかしらね」

「歩いて渡っていったぐらいだから、あるんじゃないか?」「でも、同じアジア系とか言ったって、日本人とモンゴル人はずいぶん違うよね」

「そうだなあ。トルコ系なんていっても、トルコ人とカザフ人はだいぶ違うもんなあ」「彼らには蒙古斑、あるのかな」。

 

今日のブラチスラヴァは4℃。雨が降っている。「さすがにブダペストよりは寒いだろう」と覚悟していただけに、拍子抜けだ。

「雪と氷の真っ白な世界」ではなかったのか? 話が違うぞ! まあ、寒くない方がむしろ良いんだけど。0℃〜−5℃ぐらいのほうが、引き締まるんだけどなあ。そんなこと言って油断していると、そのうちシッぺ返しが来るのかな? それとも今年は暖冬なのだろうか・・・

 

【「SLOVENSKA POLSKA」計画表】

今後の予定を考えた。

【本日】8(金)SL1 ブラチスラヴァ着@

9(土)SL2 お城と街の観光 A

10(日)SL3 トレンチーン日帰り旅行 B

11(月)SL4 コシツェへ移動 @

12(火)SL5 レヴォチャ、プレショフ日帰り旅行A

13(水)SL6 コシツェ散策 B

14(木)PL1 クラコフへ移動@

15(金)PL2 アウシュヴィッツ日帰り旅行A

16(土)PL3 チェンスタホヴァ日帰り旅行B

17(日)PL4  お休み C

18(月)PL5 ヴロツワフへ移動&散歩@

19(火)PL6 ポズナニへ移動&散歩@

20(水)PL7 コルニック日帰り旅行A

21(木)PL8 グダンスクへ移動&散歩@

22(金)PL9 マルボルク日帰り旅行A

23(土)PL10 グダンスクからカウナス行きのバスがあればそれに乗る。

なければワルシャワまで出て、そこから夜行バスに乗る。

 

遅くても25日(月)にはリトアニアに入れる予定だ。

 

案内所で見せてもらった時刻表からの写し。今後の移動用。

No.1501 605

ブラチスラヴァ 0850  0950

トレンチーン         1022  1122

 

No.603  605

ブラチスラヴァ 0750  0950

コシツェ    1400  1600

 

382PRE SOVCAN

コシツェ  0606

クラコフ  1217