バルト3国(ラトビア)1(No.82)強烈チーズと神戸友好都市〜リガ

【チーズは苦手なはずなのに】

127日(晴れのち曇りのち雪)

朝一でラトビア大使館に行き、無事ビザをGet!

バスは30分来るのが遅れたが、ほぼ予定通りリガに到着。約6時間のバスの旅。途中、国境でおろされたロシア人家族あり。なぜ、彼らが国境を越えられなかったのか、事情はわからない。本人たちが悪いのだろうが、赤ちゃん連れだったので、赤ちゃんがかわいそうだ・・・。

リガにつくと、一目散にホテル「サウリーテ」へ。Good room。結構広い。電話・テレビあり。しかし、トイレは共同。廊下の先にあり、寒い廊下なので、外といってもよい。

ここのホテルのシャワーは共同で、有料(0.4Lts)だが、Very Good!!こんなにきれいでいっぱい湯の出るシャワーは久しぶりだ。

Pocketで目をつけておいたカフェ「ペガス」で食事。(もちろんリガにもRIGA in your pocketがある!)この「ペガス」は作り置きのお総菜をあたためてくれる、ロカンタ形式。

ビール、ナスとトマトのチーズ焼き、チキンチーズ巻き揚げ、茹でポテト、ヨーグルト、クリームペストリーを頼む。食堂というよりも、どちらかといえばお茶する店だ。

ともあれ、満足し、買い物(ビール・パン・紅茶・ポテトチップス・チーズ)して、部屋へ戻る。リガには24時間営業のコンビニ(スーパー)がある。駅前だし、便利だ。もちろんこの街にはMacもある。

今日買ったチーズは「女房のニオイ」のもの。チーズの話P272「ティルジッター」と同種と思われる。「Latova(ラトビア!)」という商品名。私は風邪をひいて鼻が悪いせいか、それとも自分と同じニオイ(?)のせいか、美味しく食べる。マサトは「クサイ」といって、ほとんど食べない。いつもは私が乳製品を食べられず、マサトがモリモリ食べているのに、なんだか反対で可笑しい。私は体調が悪くて、高カロリーを体がもとめているのだろうか。

 

【リガ1日ツアー】

128日(雪)

まず、ホテルと同じ新市街にある、聖ヨハネの教会へ。ここには、中世、外壁に生きた人間を柱にぬりこめたという話がある。人を塗り込めることで、建物を災いから守るという迷信に基づく伝説だ。塗り込められた修道士2人を追悼して、十字架型の穴と顔の形が今も残されている。外壁は見学できたが、なぜか中には入れず。

聖ペテロ教会へ。エキジビションは修理中。塔にエレベータで登ってみる。ぴゅごーと吹雪。寒い。しかし、大聖堂や川など、美しい街並みが見える。

次に旧市街へ移り、「猫の家」の猫ちゃんはコンサートホールを向いている。音楽に誘われて、この方向を向いたという話がのこされている。

リーガ大聖堂の見学が13時からなので、近くのカフェ「Mozmus」で昼食。日替わりメニューはスープとメインがあり、それぞれ1Ls,3Lsと高めだがうまい!!スープはサケと野菜のスープ。メインはカレイのムニエルと野菜(ズッキーニ・パプリカ・茄子・人参・タマネギ)の炒め物、ポテトでおなか一杯食べた。コーヒーも飲んで、ちょっと贅沢。テレビがあってモニカ・セレシュとヒンギスの試合を楽しんだ

午後はまず大聖堂へ。パイプオルガンとステンドグラスが美しい。リーガ城、3兄弟、スウェーデン門なども見る。

このへんは物乞いの積極的な輩が多い。なぜか「Do you speak English?」と話しかけてくる。

新市街へ渡り、「アールヌーヴォー」の建築を見学。

そんな中、街のかたすみにRiga-Kobeの時計塔発見!神戸とリガは友好都市なのだ。日本時間とラトビア時間が並示されている。私はこの離れた地で神戸の地名を見たことに感慨を覚えたが、マサトはこの時計塔に対して「社会主義的なモニュメント同様、つまらない建築」との感想。

サムイので部屋に戻る。

テレビではアメリカのドラマ「ダイナスティ」がやっている。高校時代、毎週土曜日の夜、楽しみに見た。だんだん内容が尻つぼみになり、かといって物語の決着がつかないまま、途中で放映が終わってしまったのが残念だった。とてもナツカしい。

 

【エストニアへ出発】

129日(雪)

早起きし、サウリーテホテルをチェックアウト。

フロントのおばちゃんは、「外は寒いワヨ」と、わざわざブースから出て見送ってくれた。

バスは予定通り720分発。なかなかゴーカバスだ。うとうとしていると、ちょっと長いトイレ休憩。おじさんたちはいそいそとサラミを買っている。

?と思っていると、もう国境だった。

ラトビアの出国審査はなし。(いいんか?)エストニア側は結構長くやる。パスポートを全員分集め、10分ほど検分。のち、ハンコが押されて返ってきた。

このバスは海沿いを走るはずだが、海が見えたのはパルノ港付近だけ。しかし、凍り付いた船を見ることができ、興味深かった。

135分、タリンに到着。

バスターミナルより手前の、旧市街入り口でおろしてもらう。

@に行く。通りにある温度計の表示は−17℃。さすがにサムイ!

@では特にアコモの手配をしてくれるだけではなく、ただの紹介。自分で直接その中から好きなのに行かねばならぬ。

別の民宿斡旋所に行き、マサトはB&Bを選ぶ。この斡旋所には感じの良い女性スタッフあり。中心地2名で1406EEK。現在はホステス不在とのことで、ごはんを食べてからそちらへ向かうことにする。

もちろんタリンにもTallinn in your Pocketがある。Pocketにあるカフェ「Uus Vargamae」でピザを食べるが、スープ(1)、コーラ(1)、ビール(1)、ピザ(大)で10ドルと、少々高い。ここはカフェ、しかもセルフなのに・・・。しかし環境は良い。そしてピザはうまい。

おうちへ到着。ホステスの女性はやさしそうな人だ。

マサトは@他、街歩きへ行く。私は風邪のため休憩。するとおばちゃん「お茶のむ?日本は暖かいけど、ここは寒いから・・・」とお茶をくれた。ありがとう!おばちゃんは英語がちょっとできる。