ジンギスカン特急と呼ばれる、中国〜カザフスタンを結ぶ国際列車は、 ウルムチからアルマトイ間、1359kmを約36時間で結ぶ。 途中、国境駅で車輪交換のため、4時間ほど停車する。 |
車窓からの風景
カザフスタン入国直後の写真。 建物がすっかりカザフスタン(ロシア)風になった。 |
車輪交換〜ドルジバ駅で
中国とカザフスタンのレールは規格が違うので、 国境で車輪を交換する必要がある。 この路線では、カザフスタン国境近くのドルジバ駅で その作業が行われる。 乗客は車内に残ってもよいが、 交換の間、4時間も車内に缶詰になってしまうので、 降りて待つ乗客も多い。 (私たちもその中の部類。) この写真は、ウルムチ行き(逆方向)だが、 間違って嬉しそうに写真を撮っているところ。 |
アラクリ湖(Lake Alakol) ドルジバ駅を過ぎてすぐ、アラクリ湖 (アラコル湖かもしれない)の湖畔を列車は走る。 カザフスタンにある、 アラル海やバルガシュ湖に比べると、 この湖は三分の一程度の大きさであるが、 既に地平線が見えるほど、その規模は大きい。 |
アラクリ湖その2 湖に浸かってしまいそうなくらい、 水際を走る箇所もある。 |
車窓から見た夕日
西へ沈もうとする夕日を追いかけるかのように 列車も西へ、西へと向かう。 時には列車が太陽の沈む速さを追い越して、 太陽が昇ってくることもある。 見渡す限り原野の、壮大な景色だ。 |