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イラン3(No.40)とにかく豪奢なものばかり〜テヘラン3

 

【寝袋を「売った」】

1018日(晴れ)

昨日の約束通り、トルコ航空へ電話する。しかし「お昼にもう一度電話して下さい」とのことで、再度お昼に電話。

すると「昨日渡した紙を記入して、もう一度オフィスに来て下さい」という。

寝袋の値段を聞かれたが、証明する書類(レシートなど)がないので、「1キロあたり50ドル相当の弁償金となります。」ということで、合意。

30万リアルが手に入る。かえって儲かってしまったかも?問題が解決して晴れ晴れする2人。

面倒臭かったけど、あきらめなくてよかった・・・。

私が途中で投げ出したら、マサトは怒っただろう、と思っていたら「1人だったら絶対に申請なんてしなかっただろうなあ」という。あれ、そうだったの?引き回してごめんなさい。でも、結果オーライ、でよかった。

 

【宝石山盛り博物館】

宝石博物館へ。入り口には長蛇の列。入場制限があるのだ。

見終わった人は満面の笑顔。そんなによいのか、宝石博物館?

厳重なセキュリティーのもと、入場してみると、何じゃこりゃ?あまりにたくさん宝石がありすぎて、まるで偽物のようだ!!!我々が通常買う(といっても大変な)小さい石はクズ同然にペレットにざらざらと入れられている!宝石で地球儀やら、椅子やら、王冠やら作って、まるでトイレのタイルのように宝石が使われている。あんぐり(・0・)

ラピスラズリなんて、石を水色のアクリル絵の具にどぼんと浸けたかのように嘘っぽく、でかい。エメラルドも同様。宝石で作った植木(造花?)まである・・・。

王様の洋服には真珠が縫いつけてある。どれもこれもすごすぎる。

だからといって、大味でなく、もちろん、ペルシャ独特の繊細な技術。

あまりの素晴らしさに、思わず博物館の公式ガイドブックを買う。買ってから見ればよかった・・・。

金貨コーナーには、イギリスのヴィクトリア朝のものも有り。

近代の皿コーナーには、春画風のものもあり。

 

宝石博物館に満足し、そこから出てすぐにマサトは宝石博物館の近くで闇両替した。今日は成功したようだ(?)。

 

ホテルカイヤム近くのサンドイッチ屋で食事をとる。マサトはノンアルコールの「BABARIA」(ビール)を試してみる。ノンアルコールビールというのは、やはり美味しくはないものだ。私の注文したソーセージサンドもあまりおいしくない。マサトの食べた、レバーサンドのほうが良い。追加したメンチカツは、ぱさぱさして、少々豆っぽく、奇妙な味。本当にメンチカツだったのだろうか。

 

【見ていて頭が痛くなるほど豪華な品々】

1019日(晴れ)

サーダーバード(パフレヴィー朝、レザーシャーの夏の宮殿)へ行く。メイダネ・ゴシュ(ゴシュ広場)に到着し、宮殿を探すが、なかなか見つからない。ぐるぐる回った挙げ句、やっと見つかった。とてもわかりづらい。宮殿内にシャトルバスもあるようだが運行の時間もよくわからず、最初は歩く。

まず、軍事博物館に入る。ライフル・ピストル・剣などがこれでもかというくらいたくさんある。アメリカ・ロシア・フランス製が多い。イラクのサダム・フセインからもらった銃もある。日本からは鎧・刀・ライフルなどが献上されたようで、展示されている。

次にグリーン・パレスを見学。これがまたすごい!調度が豪華!!椅子はフランス製、天井は鏡張り、燭台から電話に至るまで贅を尽くしている。そして、階下にダイニングがあるのだが、これがまた、皿といい、グラスといい、あんぐり(・0・)。私たちはあまりの豪華さに、金縛りにあったかのように動けなくなってしまった。すごいねえ、すごいねえというばかりである。カーペットは120ラジのもの(高級品)ばかり。テーブルクロスもまあ、これがすばらしいこと!

シャトルバスに乗ってナショナルパレスミュージアムに行く。これも宮殿内部を見せたものだが、待合室、食堂、子ども部屋、寝室とどれもすごい。食堂なんて、二部屋ぶち抜きになっていて、グリーン・パレスより細工の細かいクリスタルグラスや、金の燭台、チェコ製のシャンデリア、と!!!という感じ。再びあんぐり(・0・)

タクシーで冬の宮殿へ。ここの見学はガイド付きで、ある程度見学者が集まったら、中に入る。ガイドブックには「すぐに見終わる」とあるが、とんでもない!けっこう見応えがある。展示の中で刀があり、葵の御紋発見。すると、次の部屋には昭和天皇・皇后の写真が!毛沢東、ニクソン大統領の写真もある。昭和天皇は洋装(モーニング)だが、皇后は和服を着ている。

ガイドさんが面白いエピソードを一つ。シャー(王様)の寝室は、昼間しか使われないそうだ。夜はお后の寝室にいくのだろうか?

しかし、あまりに豪華すぎるものをたくさん見過ぎて、頭が痛くなってきた。もうすでに、記憶がごっちゃになっている。とにかく、すごい。ということだ。

 

【テヘランでまた親睦】

帰りのバスで、また「大学で英語を専攻した」自称銀行員の若い女性に話しかけられた。イランでは今「おしん」の再放送をしているのだそうだ。イランで「おしん」は大人気で、何度も再放送されているらしいのだが、「あのドラマを見ていると、イランと日本の習慣が似ていると思うわ」という。だから人気があるらしい。

また、「スカーフについてどう思う?」と聞かれ、「貴方の国の政策を悪く言って悪いけど、正直、良くない習慣だと思うわ」と私がいうと、「私もそう思う。とくに夏はね!!」と銀行員さんも同意した。そうでしょ、本当に暑いよ!!この法律を作った男達もみんなチャドルを着るべきだ!!女性よ、立ち上がれ!と、心の中で思う。

マサトとポストに行く。ハガキ1400リアル。安い。外のポストに投函せよとのことだったが、きちんと日本に届くのだろうか。

一休みして、本を探しに山の手へ。ブックシティというビルを見つけ、行ってみる。外国語の書籍や辞書などはあるが、残念ながら私たちが欲しいガイドブック(ロンプラ)はない。

ピザ屋へ。普通のピザと違って、両面に具があって、どちらも良く焼かれていて、お好み焼き風。おいしい。付け合わせのサラダが山盛り出てきた。しかし、サンドイッチやカバブに比べると、少々高め。ジューススタンドでメロンジュースを飲む。これもおいしかった。明日は次の街、ゴルガーンへ移動だ。

 

(つづく)