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トルコ4(No.54)ぐるぐる回るよメヴラーナ〜コンヤ

【親日トルコ】

1123日(晴れ)

フェニックスを8時にチェックアウト。朝ご飯のオムレツもおいしい。明朗会計でどんなサービスもきちんとお金を取られたが、昨日のビール代だけ(ヴェッケルさんではなく、オーナーがマサトにビールを渡したため)どうやら得をしたようだ。オーナーは(TK大のKくんに似ている)朝食中のおしゃべりの中で「日本人とカザフスタン人の顔は似ている。もともと一緒にいた民族が東西に別れて、カザフ人や日本人となった人たちは中国人と結婚し、トルコ人はこっちの人(ヨーロッパやアラブを指すのか?)と結婚した。もともと日本とトルコは親戚なんだよね。」と暖かく言った。きのう広東人との関係で落ち込んだ私たちを元気付けてくれたのかもしれない。このモーテルにも日本資本が入っているらしい。

 

【コンヤへ】

今日はぐるぐると旋回して踊りながら悟りを開くという、不思議な宗教、メヴラーナ教団の発祥地、コンヤへ向かう。

バスターミナルへ。ギョレメを出たあと、ネヴェヒサールで再び客引き。ここでトイレ代の50Binをけちらず、トイレに行っておくべきだった。すぐに出発するから大丈夫だろうと思っていたのだが、意外にも長い休憩時間で、発車してすぐにトイレに行きたくなる。2時間程苦しむ。あんなにも「コンヤ○キロ」の数字が減るのが待ち遠しかったのは初めてだ。

コンヤでは、ホテルネットに泊まる。最初値段を聞いたホテルはトイレ、シャワー共同であるにもかかわらず、40万リラと法外な値段。ホテルネットは本来70万リラのところ、オフシーズンということで、40万リラにしてくれるということなので、ここに決めた。

早速メヴラーナ教団の博物館を見る。思いの外美しい。特にメヴラーナ氏の棺(金糸を使った布がかけられている!)および、その上のモザイクが素晴らしい。久々にイランに匹敵するものを見た。面白いのは、棺の一方に棒が突き出ていて、そこにターバンが巻き付けられていることで、これは今までに見なかったものだ。(絵あり)

しかし、この後行ったスルタンの霊廟でも同じようにターバンが巻かれていたところを見ると、この方式はトルコの特徴ではないかと思われる。楽しみにしていた「マホメットのあごひげ」は、箱に入っていて見られず。別館には人形でメヴラーナ教団の人々の生活を示してあったり、カーペット、そしてなぜかアタチュルクの別荘の写真が並んでいたりする。現在、この教団は活動をおこなっておらず、「旋回舞踊」のビデオは流れていたが、本物を見ることはできなかった。

 

【イタリアとトルコの関係悪化】

街の両替商でレートを見ると、リラ相場が1ドルあたり3万リラを突破。すごいインフレだ。また、コンヤの物価は思っていたほど高くない。むしろトラブゾンのほうが高かったかもしれないと思う。最近ニュースを見ていると、トルコとイタリアの関係が悪化しているようだ。私はモスクに入るとき、いつも日本から持ってきた「ニナ・リッチ」のスカーフをしていたが、この人はイタリアのデザイナーなので、今イタリアに対する不買運動や抗議のデモを行っているトルコ国内では、少々使用するのが心配である。(テレビでは真面目に「イタリア産のスパゲッティを食べるのは止めましょう」などと宣伝している)そこで、コンヤのバザールで新しくスカーフを一枚買った。これで安心?

 

【コンヤいろいろ】

丘の上のアラアッディン・ジャミイ(寺院)へ。祭壇の彫刻が美しい。私は観光客なので、男性のお祈り場に入ることができるが、女性のお祈り場も別にあり、黒いカーテンで仕切られている。そして、柱はローマ時代のものが使われているそうで、確かにところどころローマ調の建築になっている。

次に見学したカラタイ神学校には、たくさんの陶器が展示されており、イランで見かけたようなものも多い。セルジューク時代の人を描き表しているという、人物をモチーフにした陶器は、大変東洋的な顔をした(カザフ人ぽい)人が描かれている。天井はブハラで見かけたモザイクに似たデザインで、マサトと「300年経ってやっとあっち(トルコからブハラ)に(文化が)いった(伝わった)んだねー」と感慨深く見る。

最後に見た、インジェ・ミナーレ神学校の中には、ペルセポリス風の彫刻がたくさんあり、中には羽の生えた天使みたいなのもいる。鳥や動物など、イスラム教ではありえない偶像もいっぱい。「昔は(イスラム教も)てきとう教だったのだ」とマサト。

明日はパムッカレへ移動だ。パムッカレ行きの朝のバスを探して、右へ左へ。その間、後をつけてくる、あやしい男あり。にらんだり、リュックを前の方に持ち替えたりしたら、いなくなったが、怖いものだ。バスターミナルへ行き、朝の便を確保。よかった、よかった。

 

 

(つづく)