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トルコ7(No.57)ついに再来〜イスタンブール

SBさんとイスタンブールへ】

1128日(曇り)

アヤちゃん一家の朝は早い。ママのみならず、おじいちゃん、アヤちゃんの妹までがまだ5時半だというのに起きていた。なぜかと思えば「今日はオリーブ園に行くの。早起きだからイヤだわ」とアヤちゃんの妹。アヤちゃんの宿だが、アヤちゃんは「休暇」で、どこかに出かけているらしい。結局看板娘には会えずじまいだった。

会計をしようと、トルコリラを出すと、ママ(おばあちゃん)は「ドルじゃないのかい」と、がっくり。インフレが激しいので、ほんとうはドルがほしいのだろう。しかし、私たちにとってもドルは貴重なのでどうにもできない。機嫌がわるくなって、写真に写ってくれないかと思ったが、記念撮影には快く応じてくれた。居心地は比較的よい宿なのかもしれないが、暖かいといっても、そこは商売。暖かさはアルマトイのバーバやナーディアにはかなわないなあと思ったのであった。

アヤちゃんの妹とおじいちゃんも6時半発のイズミール行きに乗車。そして、同じバスにはSB氏が!!今日は女の子と一緒だ。韓国人のキムちゃん。彼女もSB氏も8時イズミール発の電車に乗ってイスタンブールに行こうと計画しているという。時間的にぎりぎりだが、間に合えばそれも良い選択だねと、私たち2人も便乗。しかし、やはり電車には間に合わなかった・・・。私たちは最初からバスでと考えていたので、さばさばしたものだったが、キムちゃんは、とてもくやしそう。「フェリーに乗りたかったのに・・・」という。

ともあれ、仕方がないのでバスターミナルでイスタンブール行きを探す。客引きがうるさいが、無視してバス会社のカウンターへ向かう。途中、パムッカレという会社の「イスタンブール・エクスプレス」というよさそうなバスをみかける。聞けば、まもなく(8時半)発車という。そして「学生料金にしてあげるから」とマネージャーは頼んでいないのにディスカウントしてくれた(3.5ミリオンリラ)!1回くらいウルソイの豪華バスに乗ってみたかったような気もするが、キムちゃんが聞いてきたところによると、5ミリオンリラと、やっぱり高いうえ、出発時間もわからない。それにウルソイには劣るが、パムッカレも大会社で安心である。ここに決めて乗り込んでみると、乗務員が蝶ネクタイをしている!すごい、スチュワードみたいだ!シートも良く、清潔。車両は余裕のメルセデス・ベンツ。一番前のパノラマ席をあてがわれたのだが、110キロのスピードが出ていても、道路を滑るようにすいーっと走る。優雅だ。さらにコロンヤ3回(トルコのコロンはレモンの香りですがすがしい)、水3回、コーヒー2回、チョコクロワッサン付きというサービス!!

しかも、ブルサでフェリーの看板を掲げている方向に向かっているなあと思ったら、船に乗った!!これにはキムちゃんも大喜び。鉄道に乗れなかったので、船はあきらめていたのだが、思いがけず乗れて、私も嬉しかった。このバスはハレムガラジには寄らないということなので、バスターミナルまで行く。もう真っ暗だ。どこか適当なところで降りても、かえって迷子になりそうなので、遠回りになるけど正解だと思う。

イスタンブールのバスターミナルはこれまた大きくて、降りたところにはすぐ、セルビス(無料サービス)のミニバスが待っていて、路面電車のあるアクサライまで連れていってくれる。わたしたちは「セルビスだし、アクサライからまた乗り換えればいいね」とすぐに荷物をつんで乗り込もうとするが、SBさんとキムちゃんがしつこく(さらに中心街の)「スルタン・アフメットー!!」と言っていつまでも乗り込もうとしないので、運転手が「じゃあ、タクシーでも地下鉄でも勝手にしろ!!」と怒りだしてしまった。私たちも仲間ということで、つまみだされそうになり、慌てる。ふたりをとにかく「これで途中まで連れていってもらって、路面電車の乗り換えすればスルタン・アフメットにはいけるから。それにこのバスはタダだから。」となだめ、運転手に謝ってもう一度乗せてもらう。運転手は機嫌がずっと悪く、降りるときに「テシュッキュレデリム」とトルコ語でありがとうを言ってみたが、無視。なんか、運転手さんに悪かったなあと思うが、キムちゃんたちは一向に気にする気配がない。たくましいというべきか。機嫌が悪くても、運転手はきっちりと仕事はしてくれ、アクサライ手前の路面電車の駅で私たちを降ろしてくれた。ここでエミノニュ行きの路面電車に乗る。外国人だからか、キムちゃんと私に若者が席を譲ってくれる。ありがたい。2人で座っておしゃべり(マサトはSBさんと親睦)。

彼女は韓国人だが、日本人と間違えられ、しょっちゅうトルコ人にプロポーズされるそうだ。「でも、私はコリアンだから、間違っているのよ!!」そのように、彼女がいうので「この言葉には「韓国人といったら、トルコの男は引いちゃうくせに」という言葉がかくれているなあ、これは日韓の友好のためにもいかん」と思い、「でも、日本人の女の子がどうしてトルコの男性にすぐ言い寄られるのかというと、彼らが日本人女性をナンパするのは簡単(easy)だと思っているからで、決して日本人女性にとって名誉なことじゃないのよ」と言ってみる。

彼女は韓国で建築士として仕事をしていたが、会社を休んでひとり旅をしているという。この旅では、シンガポール、エジプト、イスラエルをまわったという。「トルコの人は東洋人に優しいけど、イスラエルの人はそうじゃない。いつも怒ってる。」という。そうか、イスラエルは反日、反中、反韓なのか・・・日本が昔ドイツの味方をしていたからかな、などとも思う。

スルタン・アフメット駅に降りると、マサトが「早速スリにあったよ」という。幸い何も取られなかったが、さすが大都会。あらためて気をひきしめる。SBさんとキムちゃんとはここでお別れ。それぞれ宿探しだ。

目をつけていた「ハネダン・ゲスト・ハウス」の前には怪しい男達が数名たむろしている。なんか感じがわるいので、スルタン・ツーリスト・ホテル、オリエント・ユースホステルなどを当たってみるが、シャワーなしのわりにけっこう高いような気がして、いまいち。もう一度覚悟を決めて、ハネダンへ行ってみる。中にはいるとフロントのひとは意外と優しく、部屋もきれい。シャワーと朝食付きで5ミリオンリラとは、値段もよろしい!若干、フロントの雰囲気があやしいが、気のせいと思おう。しかし、ついにやって来た、イスタンブール。うれしいね!!

合わせたかのように、この中国で買った工作手帳(ノート)も終わり。いよいよ、日記もヨーロッパ編の始まりだ!!うれしいね、マサト!!!

 

(つづく)